こちらのお家では、伝統的なクメールシルクを織っている。乾季(11月から5月くらい)になると農閑期で、結婚式などのお祝い事が増えるので需要が多いそうだ。絹糸はベトナムあたりから輸入されているそうだ。この島のクメールシルクは布の端のほうに模様が織り込まれている。そのために織りあがりは一日2mくらい、mあたり10ドルくらいで卸せるそうで、日収20ドルだが、糸代を引くと10ドル少々。それでもカンボジアではかなりの高収入といえる。