王宮の庭の隅で仏さまの坐像を見つけた。王室と仏教は深い関係をもつ。クメール王朝の先祖であるジャヤヴァルマン7世王は信心深い王で、アンコールワットを建造したことで知られる。自ら出家して仏になったそうで、この仏さまもジャヤヴァルマン7世王ではないかと思う。なんとも穏やかなお顔だ。ジャヤヴァルマン7世王の本物の坐像は国立博物館にあるが、写真は取れない。