人口池の小島に立つこの不可思議な建物は、ラーマIV世が天体観測をしたポルトガル様式の天文台と言われる。ちなみにラーマIV世は1868年の皆既日食を観測 するためにチュラーロンコーン親王(後のラーマ5 世)を連れて地方に出かけたが、父子ともにマラリアに感染し、これが原因で崩御するという。筋金入りの天文ファンだったわけだ。