1 スイカを放る ― Pitching Water Melons
週末の朝、早起きしてパークロン市場に出かける。距離は結構あるが、一旦バスに乗ってしま えば終点まで乗っていればいいので、気楽だ。バスの料金は7バーツ、約20円ほどだ。市内には、他に都市鉄道や地下鉄もあるが、バスは値段が安く、庶民の 足として大活躍だ。 ターミナル近くに、スイカを売る店がでていた。ちょうど仕入れが入ったばかりで、一人の青年がスイカを放り投げ、もう一人が受け取っては店先に並べる。タ イのスイカは扁平だが、みずみずしくて美味で、なおかつ安い。