さて、お昼を食べて、アンコールワットに向かう。アンコール遺跡の代表作だ。門をくぐると、闇の向こうに初めてアンコールのタワーが見えてくる。見えるものが変わり、景色が場所ごとに変化する。意外性や驚きを演出する、アンコール建築の技法といえるかもしれない。 アンコールワットの塔は、中央に最も高い塔があり、それを囲むように4本のやや低い塔が聳える。地上からみると重なって、3本の塔のように見える。