展示室8 - Photo Gallery 8
アンコール遺跡と共に生きる ー Living with Angkor Ruins

Photograph 2

8-2 Near Angkor Thom, Siem Reap, Siem Reap Prov., February 2003/ Bessa R 25mm Kodak EBX
2 象 ― Elephants

 最初に向かったのはアンコール・トム。アンコール・ワットの南側にあり、規模はアンコール・ワットよりもさらに大きい。その前で観光客を待つ象と象使いたちがいた。
 象はアンコール王朝の時代から、トラックのような役割を果たしていた。大きな石材を運ぶときも象の背中に乗せて、象使いが操縦して遠方から運搬した。アンコールワット周辺の門には象がちょうど通れるくらいの大きさの開口を持つものがあるくらいだ。今ではほとんど観光客を乗せて歩くくらいの労働しかさせられていないが、象が人々の身近な動物であることは今も変わらない

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