今回は、インドネシアの 首都ジャカルタにあるオランダ時代の町、コタをとりあげます。オランダがこの地に上陸したのは、オランダ東インド会社が設立された17世紀初頭のことで す。国の名前にもなっているようにオランダは低地の国、おそらくは土地柄の似たチウルン川沿いの低地に惹かれたのかと想像しています。まずオランダがした ことは川を直線に改修して、水はけを良くすること。その結果生まれたのが、カリ・ブサール(偉大な川)。人工的な川だから、運河といったも良いかもしれま せん。そのカリ・ブサール沿いには、古い建物がいくつか残されています。