アンコールワットにほど近いシムリアップに滞在したある週 末、国道6号線を南下して郊外に向かうことにした。ちょうど雨期に入ったころで、降り続く雨 の水を頼りに、水田で田植えの最中だった。車を止めてしばらく眺めていた。苗起こしした田に棒で穴を穿ち、そこに一本づつ稲を植えていく。日本と同じだ。