8 お父さん一休み ― A Father at Rest
93通り北側の民家の前を通りすぎたら、おじさんが座って ニコニコしていた。何かいいことでもあったのだろうか。板張りの外壁が綺麗な青のペンキで塗 られていた。決して裕福な地区ではないか、みんなノンビリとつましく暮らしているように見え た。