アレクサンドリアの海岸通りをずっと行くと、魚市場を過ぎて半島の突先まで行くことができる。この半島はも ともとファロス島という島だったところで、道路は島と陸をつなぐ堤防道路だったのだ。2000年あまりの歳月が流れ、堤防道路の両側に砂がつき、島は陸続 きになった。ファロス島には伝説のファロスの大灯台が造られた。残念ながら大灯台はその後の地震で倒壊してしまったそうなのだが、その灯台のあったそばに は、のちにカーイトゥベーイが要塞を作った。