建築探訪の第一歩は、ハノイの中心部にあるホアンキエム湖の西に あるカトリック教会から。1886年に、パリのノートルダム教会を手本に作られた。実はフラ ンス治世時代のハノイの建築には、本国の建築を引き写したような「作品」が少なくない。フランス人たちがハノイを、アジアの小パリにしようとした、という ことだろうか。