日が暮れて、モスクからの放送が合図になって、一日の断食が終わる。通りには大きなテーブルが並べられ、人々 はすごい勢いで食事を始める。見る見るうちに皿に盛られた食物が胃袋に消えていく。一日の断食が日没とともに終わり、さらに断食月が一日過ぎていく。断食 には、みんなで一緒にカウントダウンをしているような楽しさがある。