カメラを持って橋の写真を撮ったり、あるいは船の中を歩きまわったりする「外人」(私のこと)は、否応なく目 立ってしまう。時々話しかけてくる人もいるし、こちらも解らなくなるとだれかれ構わず尋ねてまわるから、見知らぬ人と話す機会は多い。このおじさんもニコ ニコしながら話しかけてきて、「写真撮って、撮って」という。撮った写真を送れということでもない、ただ撮って欲しいのだ。嬉しいな、こういうの。